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吸音材 カームフレックス

機械などの吸音材として、最も使用されているのが軟質ウレタンであるカームフレックスです。カームフレックスにも多々種類がありますが、汎用的なものとしてF-2があります。カームフレックス(吸音性能がある軟質ウレタン)が何故機械などの吸音材として最も使用されているのかと言うと、グラスウールの欠点である環境性においてむき出しでそのまま使用でき、加工しやすく、シール加工(粘着加工、両面テープ貼)ができるからです。また、難燃材として引火の際も、カームフレックスで火が広がるという事にならないことは重要な利点と言えるでしょう(一般的な発泡プラスチックは殆どが可燃です)。

吸音材は多孔質でないと効果を発揮できません。軟質ウレタン系の吸音材(カームフレックス、グレーンライトNH)は、グラスウールより湿気を吸いにくい構造になっており、外気の影響を少し受けにくくなっております。しかし、時間が経つと吸収してしまうので注意が必要です。

軟質ウレタン系吸音材にも使用に注意が必要なことがあります。高温、多湿の状態が続くと軟質ウレタンは加水分解を起こし、劣化が進んでしまうことです。加水分解は有害なものは発生しませんが、フォーム自体が崩れていき形を成さなくなってしまうのです。また、紫外線が兆時間当たる場所においては、他のプラスチックより早く劣化する傾向にあります。

よって、軟質ウレタン系吸音材(カームフレックス、グレーンライトNH)は、使用環境によって仕様考えないといけません。コスト、加工性、取り付けのしやすさ、性能において、軟質ウレタン系吸音材(カームフレックス、グレーンライトNH)ほどバランスのとれた吸音材は無いと思います。

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写真は、カームフレックスをプロファイル加工したものです。

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