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暗騒音と距離減衰

工場周辺の騒音についてのお悩みの問合せが多い当サイトでの、悩みの種は暗騒音というものです。

暗騒音はリンク先のページにもあるとおり、対象となる音源以外の騒音のことですが、工場周辺の道路での車が通る音や、隣の違う工場での稼働音、数十メートル離れた建設現場での作業音なども含まれてしまいます。騒音測定をする際は、これらの音も考慮する必要があるので、今お悩みの音がどれであるのかを認識するのも、非常に難しい問題です。

また、距離減衰というのも対策のなかで大きなファクターとなります。一般的に、高い周波数の音は距離が離れれば離れるほど減衰していきますが、低い周波数の音は距離が離れてもなかなか減衰しないということがあります。「敷地境界線で○○dB以下に落としてほしい」というお問合せを受けた際、機械のプレス音や板金の加工時に発生する音は、1000Hz近い音がいちばん大きいので、この周波数に対して減音効果のある吸音材・遮音材を提案すれば、小さくなった対象の音が距離減衰によってさらに小さくなるので問題ないのですが、ボイラーやブロア,射出成型機などの音は500Hzより低い音がかなり大きいので、低周波数にあった吸音材・遮音材を提案しても、距離減衰の恩恵を受けられず、なおかつ暗騒音も低い周波数の音が多いので、対策をしてみても数値としては、思ったより落ちていない、ということがあり得ます。

もし工場での稼働音や周辺の音にお困りの場合は、ぜひとも当サイトにお問合せの上、現地調査をさせていただくお機会をいただければ、皆様にご理解いただけるようなご提案をできるよう力を尽くさせて頂きます。お気軽にお問合せください。

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