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聞こえる音圧と、労働環境条件。
こんにちわ!
最近だいぶ暑くなってきましたね。
もうすぐ梅雨にも入るみたいで、、、
今日は2回目のブログ投稿ということで簡単ではありますが、音について書いてみたいと思います。音の大きさはデシベルという単位で表します。基準となる高さの音がぎりぎり聞こえるか聞こえないかの大きさを「0」デシベル。ただし、実際のところは「10」デシベルからしか聴こえないみたいです。聴覚障害を及ぼす程の大きな音は「130」デシベルです。ジェット機の音がだいたい「120」デシベルなので想像していただくとなんとなく分かりますよねwwこうした音の大きさを「音量」といい日常生活でかかわってくる音量は10~120デシベルの範囲内ということです。
最近は、労働の環境について改善指導を受ける企業が多くあります。先日も皆さんがご存知の製造企業の方からご相談を頂きました。
動力製品の試験駆動の際、騒音が非常に大きく、作業する音量が85デシベルを優に超えていたようです。この環境下では、作業者が耳栓をつけて作業を行いますが、非常に働きにくい状況になるのはご想像がつくと思います。動力関連の工場の場合、必ず不燃材料であることが絶対条件のようです。防音材において不燃の物は非常に少なく選択少なく大変です。箱状の吸音ボックスを作成し、変形させることで移動も可能にして、現場を納めることができました。大手の企業様でしたので、これ以上の開示はナカナカできませんが、、、
図書館で勉強をされた方って結構お見えになると思いますが、私は図書館での勉強が非常に嫌いでした。それはなぜかというと、鉛筆を落とした音や、当時所有していた筆箱が缶ペンケースでしたので、周囲に気を使うことで集中できませんでしたから。また、問題文を読むのに、小さな声でも出しにくい環境でしたから、通ったのは数回しかありません。
普通の動作が静かな場所では、騒音認ってしまう例です。皆さんも日常の音に耳を傾けてみてください。新たな発見があるかもです!
:大隅

先日、お問い合わせを頂いた件にてのレポートです。
設備機器のメーカー様から、生産している機械から発生している騒音が85デシベルを超えてしまっているご相談をいただきました。労働基準局は、労働者に対しての生産現場の改善を強く指導しています。暗騒音が環境において左右されてしまうことは間違いがないのですが、作業環境は改善しなければなりません。今後、このような需要は非常に増えてくると思います。
今回、設備の設計変更を行う上で、試験的に設備から出る音の部分にサイレンサー的に吸音材を設置して、騒音を測定しました。飽く迄も試験用として樹脂製のもので設置致しました。
効果は3〜4デシベル落とすことができ、設計変更を行う方向性ができ、提案も可能となりました。まず、騒音を落とすには、発生源から出る音を吸収させることが得策であると、理解していただいたことが嬉しく思う案件でした。
:大隅
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