防音防振の豆知識

拳銃のサイレンサーはサプレッサーと言うそうです。

拳銃の銃口の先につける、発砲音を無くす筒のようなものがありますよね。私はてっきりサイレンサーと思っていましたが、本当はサプレッサーと言うそうです。発泡音は消すことはできないのでサイレント(沈黙)でないそうです。サプレッサーとは発砲音を抑制する意味のようですね。

銃口から出る音は小さな部屋をたくさん設けてその先に、サプレッサーから出る弾の出口があります。WEBに掲載されている動画をいくつか見ましたが、実際にどの程度音が下がるかのデータは見つかりませんでした。(騒音計で測ってるものがありましたが、設置する場所が異なりますので、理解はしにくいと思います)映画の様な、暗殺者がサイレンサー(サプレッサー)を取り付けた拳銃で相手を打つ際、「パスッ!」という効果音をよく聞きます。しかし、実際は拳銃の音そのもののようですね。サイレンサー(サプレッサー)の場合は多少高音が少なくなる感じです。

私も動画を見た程度なので、体感したわけではありませんからあまり感想は言えません。今回は、そのサイレンサー(サプレッサー)の構造と理屈を書いてみます。

発砲音が銃口から放射状に出ますが、音の開口を縦にたくさん設けることで銃口から出る音を減らす原理のようです。しかし、発砲音は115db程度の大きな音ですので、簡単には小さくすることはできません。しかし、原理は非常に道理的です。私もこのサイレンサー(サプレッサー)の原理でいくつかの案件を対応することができました。拳銃に使う場合は、内部に吸音材をつけることはできないことと、音が大きすぎること、容積が小さすぎることで、顕著に効果は分かりにくいのではと思います。

騒音対策している筆者としては、けん銃のような大きな音が出るものを、サプレッサーの様な小さな器具で映画の様に抑制できるとは、信じがたいですね。(音の勉強をする前までは信じていましたが、、、)

 

用途事例でも、2案件ほど紹介できますのでご参照ください。


機械の騒音対策
排出口の防音ボックス

 

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