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二重壁は太鼓現象に注意 隣国でも防音は重要です。

建物の二重壁は、プラスターボードや合板で互いの壁をフラットに作るために用いられます。二重構造は、高音、中音域においては良い効果で音を遮音することができます。しかし低音域に関しては、「太鼓現象」と呼ばれる物が発生します。音源に近い膜と反対側の膜の間で、空気がバネのように伸縮して反対側の膜に、振動を起こしてしまう現象です。太鼓に似た現象であることから、この様に呼ばれていますが実際は「低音域共鳴透過現象」と言われます。
二重壁のそれぞれの板と壁の厚み、柱や間柱(スタッド)の間隔で、状況は色々異なりますが、板の厚みと壁の厚みを大きく取ることが「太鼓現象」を抑えること最善策と言えます。

このことは、以前のブログブログでも書いたペアガラスの件と同じ現象です。上記の壁の厚みが、ペアガラスの厚みと同じ太鼓減少が起きています。2重サッシがペアガラスと比べ防音に適しているのは、ガラスとガラスの距離があるからなのです、また、ガラスに受けた振動がサッシと枠を伝わって振動を伝えるのにも距離があるために、幾分か吸収してくれます。

しかし、都会の住宅事情を考えると少しでも室内の広さを確保したいという設計者の苦労が分かる気がします。

皆さまこんにちわ。
ここ最近、韓国に出張する事が多く、現地の方ともようやく関係が築けてきたかなと感じてます。
㈱共ショウとしては、断熱、換気、サッシなど、温熱環境に絞った提案をしていますが、相手先から防音資材の問い合わせがありました。日本においても、音の問題により近隣住民とのトラブルなどありますが、韓国でも同じ問題がよくニュースで取りだたされてるそうです。韓国では、ほとんどの方がマンション住まいなので、上下階の住民の音の問題で殺人事件が起きるほどだそうです。
韓国の不動産業は、最近のマンションでは防音対策をしてますよ、と強調した広告をうたった会社が多いそうです。
隣の国、韓国でも同じ問題を抱えているようですね。
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