オフィシャルブログ

薄い吸音材

YouTuberの方が、吸音材について色々レポートされています。吸音材の使用目的で変わると思いますが、録音時の反響音を抑えるのであるならば、ネット通販で掲載されている凸凹(プロファイル)加工の薄めのもので対応は可能だと思いますし、効果も十分考えられると思います。しかし、薄い吸音材は防音には適しません。高い費用を出されているのが分かりますので恐縮ですが、効き目は極僅かです。当サイトのカームフレックスF-2や他の吸音材のデータを見ていただけると分かりますが、1020ミリの500ヘルツ辺りの吸音率って、20%程度しかありません。薄い吸音材でも、小さなお子様の声、キンキンする音等を防音目的とするなら、十分に吸音して効果を発揮できる性能はあります。しかし、生活音や話す声などが2000ヘルツぐらいの音でしょうか?

人の話す声は5001000ヘルツと考えています。子供さんなら2000ヘルツぐらいでしょう。見た目でも分かると思いますが、薄い吸音材は音が抜けやすいのです。吸音材をすり抜け易くなります。吸音材の性能にもよりますが、十分な厚みが必要です。

音に関して敏感な方は、薄い吸音材の設置で違いが分かると思いますが、しっかりと効果が分かるには、十分な厚みが必要です。吸音効果が分かるくらいの性能が出てこそ、防音への効果も発揮すると考えており、提案する意味があると思っています。

しかし、効果が出る厚みは大半が50ミリ以上になります。住宅から考えると大きな面積を奪われます。大きなデメリットです。

それぞれ一長一短がありますが、高いものを提案するというのではなく、十分に効果があるものを使っていただき、理解していただけることが非常にうれしく思います。

先日、ご相談を頂いたお客様では、弊社の簡単防音パネルで試験していただき、吸音、防音の効果をご理解いただいて、特別作成のパネルを納めさせていただきました。ネット通販で薄い吸音材が多くのサイトで掲載されています。それらが本当にコンシューマーの方にご満足を頂けているのか、疑問に感じてしまいました。

Tweet about this on TwitterShare on Facebook

ブログ一覧に戻る