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工場の作業環境の改善を願う

最近、作業環境の改善、見直しということで、頻繁にお問い合わせを頂きます。大きな騒音下での作業は、作業者にとって大きな負担になります。お問い合わせを頂く企業様の殆どが、耳にしたことのある会社です。そのくらいの規模の会社でも、完全に作業環境対策はできていないのが実情です。

また打合をする際、人が簡単に通ることができない通路も頻繁に見かけました。服がボルトや器具などに引っかかったりして転ぶ可能性は十分にあるのです。その場で働いている方たちは、慣れているのでしょうか、「こんなものだ」と思われていると思いますし、改善することも大きな労力がかかります。

人間の慣れというものは、怖くなることがあります。音にとっても同じでしょう。大きな騒音下においての環境の慣れが、人体に影響が蓄積されていきます。音は目に見えるものではありませんので、ナカナカ解決し辛い問題です。

先日、機械の騒音対策で打合をさせて頂きました会社の話です。騒音が大きな機械での対策の改善策として、先ず騒音を測定しましたが、工場ですので大きな暗騒音を邪魔になり、実際どのくらい対象の機械から出ているのか分かりませんでした。ある場所で測定した数値は、87㏈です。対策を検討しなくてはいけない数値ですが、タイミングによってはもっと大きな数値が出ます。音のまわり方によっては対策のしようがない場合もあり、本当に困ってしまいます。私としても、今回はセオリー通りに吸音材を使用してトライしてみる予定です。

個人的な話になってしまいますが、私には工業高校へ進学を考えている息子がいます(今年受験生)。自分の息子がこのような工場で働くことは、初めは何とも思わなかったのですが、よく見ると色々危険な環境下に息子が働くのは、、、と思っています。親バカではありますが、本当に人を優先して作業環境ができているのかというと、実際はそうではなく効率優先の現場です。作業環境がもっと厳しい国はたくさんあると思いますが、先進国日本においては、安心して整備された環境であることを、工場自体にも意識をもって改革が進められると良いなぁと思うこの頃です。

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