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難燃性の白い吸音材メラミンフォーム

樹脂製品に難燃材を混入させると、ほとんどが黒くなります。難燃材は黒色だからです。防音防振ネット!で取り扱っている樹脂系の吸音材の難燃タイプは殆どが灰色です。基本的に樹脂は白色に近い色をしているので、難燃剤を混ぜると灰色になります。

防音防振ネット!ではいくつかの難燃性の吸音材を扱っていますが、珍しく白く難燃タイプの吸音材があります。

吸音メラミンフォームです。下記リンク参照

吸音メラミンフォーム | 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)

この吸音材は、難燃材を混入させることなく難燃性の効果があります。ではなぜかと言いうと、材料のメラミンが非常に燃えにくい性能を持っているからなのです。空気中の酸素は約21%存在しています。メラミンの燃焼における酸素の比率(酸素指数)は31%以上であるために、引火の際に燃え広がりにくい性能があります。塩化ビニル同じように21%を超えているために、難燃性の性能を持っています。

オプセルはポリエチレンで作られており、酸素指数は21%以下ですので可燃性です。また引火の際に燃え広がります。(スーパーオプセルは難燃性です)よって、機械部品のパーツとしては注意して使用を検討しなければなりません。

難燃に関わることではありませんが、メラミンフォームの面白い特徴がもう二つあります。メラミンフォームは非常に紫外線、温度に強いことです。1年以上直射日光の当たる場所に放置していましたが、色の変化も殆ど無く白いままでした。さらに、メラミン樹脂は熱硬化型の物性があるために、耐熱性が高いのです。また、フライパンの取っ手に使う樹脂もメラミンがよく使用されています。ちなみに熱硬化樹脂の特徴は、樹脂に一定以下の高い熱が加わると硬くなり溶けません。その温度を超えてしまうと劣化したり溶けたりもします。溶けてしまったものは、冷えた際に元の物性は無くなり、別の物質になったしまうのが特徴です。

 

ちなみに、カームフレックスも熱硬化性樹脂ですので、熱を加えると硬化します。原料はポリウレタンですので、耐候性は低く、可燃性ですので難燃材を混入させないと難燃性にはなりません。

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