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GROOVE TECHの吸音データ
GROOVE TECHの吸音データは下記記載のデータとなります。データの測定にご協力いただきました会社は、ブラックタイプの材料を供給して頂く「東洋クオリティワン株式会社様です」。
非常に面白いデータです。この厚み別の吸音率は平均値を出せば、総合的な吸音効果があると認識される方も多いと思いますが、実際にはもっと滑らかな吸音効果が出ると思います。吸音データは、垂直に当てた時のデータです。しかし、実際に使用する際は様々な方向から音は入射しますので、実際のデータ以上の滑らかさを持つと想像されます。
斜め45度に入射した際は、10ミリ厚の吸音部であれば約14ミリ程度の能力に、60ミリの吸音部であれば90ミリ弱の能力を発揮します。しかし、高低差が無い(小さい)と、その斜め入射の範囲も狭くなるので、音域全般的な吸音効果は得られないでしょう。
騒音対策においては、単一的な吸音材を厚く設置することでほぼ問題無いのですが、音楽などの反響音を抑える場合、ある部分の音域において吸音性能が落ちると、片寄った音となり、モニタースピーカーから聞こえる音が変化してしまう恐れがあるのです。つまり、反響音を抑えるだけであれば、厚めの吸音材を使用することで問題無いのでしょうが、曲の音質、声の音質を変化させない様にする工夫が必要なのです。
弊社の製作意図において音楽向け吸音材については、スピーカーの音を歪まずに伝えることが最優先でした。今回はそのデータが大きな根拠となり、安心して提案することができます。
2022年1月7現在、お二人のYouTuberから非常に高い高評価を頂きました。この映像は、弊社の自信となっています。改めてリンクを貼らせて頂きますのでご覧ください。
賃貸でも気軽に使える吸音材 「GROOVE TECH 吸音ボード」を試してみた – YouTube
オンライン会議やライブ配信の音質を改善できます!【GROOVE TECH 吸音ボード】 – YouTube
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