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室内反響音を抑えるには

室内反響音を抑えるには、、、

音は室内でどのくらい反響するのでしょうか?音は壁に当たると一部は熱エネルギーに変わり、残りは反射します。反射するのは重量が重い物ほど高くなり、軽い物ほど透過(すり抜け)します。トンネルなどで声が遠くまで聞こえるのは反射効率が良く、音のエネルギーを損ないにくく飛ばすことができます。また、大きく聞こえるのは、拡散した音をメガホンの様に集めているからです。

室内においてはどうでしょう。壁の素材でも変わりますが、石膏ボードで6面囲われた環境は浴室と同じように響きます。音は1秒間に340メートルで進みますので、3メートルの奥行なら、秒間110回以上反射しています。屋外で手を叩くと、「パンッ!」と短く小さく聞こえますが、室内で手を叩くと音が響き大きく伸びます。お風呂で歌を唄いやすいのは、自分の声が耳に入ってくるからです。

しかし、反響が音の聞き取りやすさを阻害しています。下のイラストの様に反響時間が長くなると、音と音が重なってしまい、本来の音が聞き取りにくくなります。また室内での音のエネルギーが増幅しすぎてしまい、騒音と言う扱いにもなってしまいます。

 

 

さて話を戻して、室内の反響音を抑えるには、できるだけ音源(口もと)に近い位置に吸音材を置くことがベターです。下記のイラストの様に音は放射状に近い形で発せられます。近ければ近いほど、音を吸収する事(反響音を抑える事)が可能です。

この状態から、音質を変更する方がベターなやり方だと思います。エコーのかかった生の音を短くすることは非常に大変作業ですが、短い音を伸ばしたり、変化させることは容易で、本来の音質を歪まず編集することができるのです。

また、音を編集される場合、モニタースピーカから発せられる音が、反響して耳に入ることで、本来の音とは異なって聞こえてしまうので、ある程度は抑え込み(デッドニングしないと)、正確な音として捉えて編集することが望ましいと思います。

また音楽鑑賞マニアの方でしたら、小さな音まで聞こうとする場合、反響音があるとかき消されてしまう可能性が高いので、デットニングは十分に必要と思われます。

全てにおいて良い事ばかりではないと思いますが、スピーカーや音を正確に捉えるには、吸音と言う措置は、十分有効的な手段だと思います。

 

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