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サーバーの防音対策のお問い合わせを多くいただいております。

お陰様で、サーバー関連の騒音対策について多くのご相談を頂いております。常時稼動しているものですので、ファンは回り続けています。静音タイプの物も多くありますが、風を回す以上風切り音が必ず出ます。サーバーがビジーの状態になると、CPU(中央演算処理装置)は当然加熱しますのでファンの回転数が多く回り、騒音が大きく発生します。また、あるサーバーの騒音は、キーンと言う音が鳴り続けているものもあります。

気にならない人もいると思いますが、気になる人は気になるのでしょう(筆者はあまり気になりません)。

回線の高速化、クラウド化が進められている昨今においても、全ての会社(事業所)でサーバーが無くなることは無いと思います。サーバールームを持つことができれば良いのですが、賃貸物件になるとサーバーの騒音が室外に出て騒音となってしまうケースもあるようです。

パーソナルコンピューターも含め、コンピューターから発生する音と言うのはファンでしかありません。衝撃音のような短い音ではなく「シュー」や「キーン」と言う音です。

 

さて以前のブログにおいても書いたことがありますが、サーバーの防音に対して最も注意をしなければならないのは、熱対策です。防音をするというのは、ある意味壁を立てるという行為になります。さらに吸音材は断熱性能を持っているものが殆どですので、熱がこもりやすくなります。もし熱がこもり、サーバーが過熱しダウンしてしまったら業務に大きく影響してしまいます。サーバーは蓄電池を備えるほど重要な設備になっています。よって、熱が対流しない様に、空気の流れを止めない様に必ず注意しなければなりません。よって少し距離を離さなくてはなりません。防音のイロハとしては、騒音源に近く吸音材を設置することですが、サーバーの防音に対しては、必ず冷却できる風の通り道を必ず確保することを前提に検討していくことが重要と考えています。

投稿者:大隅 豊

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