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ゴムパッキン

押出ゴムスポンジ、押出ゴム | 共ショウNET (kyosho.nagoya)

 

防音する際に、費用がかからず効果的に行う方法の一つに気密性を上げる手段があります。隙間から音が漏れてしまう際に有効的な材料として、紐状の発泡したゴム(以後押出ゴムスポンジ)、または紐状のゴム(以後押出ゴム)があります。状況によっては、他の手段も多くありますが、気密性を高めることは有効な手段です。

気密性を高める材料→押出ゴムスポンジ、押出ゴムを推奨します。気密性を高めるだけなら、使いやすい材料は他にもあるのですが、ゴムに拘る理由はいくつかあります。

 

 

 

 

 

パッキン材料の内部に水が入らない。

発泡材料を使用した際、水分が材料に吸収されると物性の変化が生じる場合があります。最悪、劣化、分解と言うことに繋がります。また、カビ、雑菌の繁殖の原因にもなります。

ヘタリが少ない

樹脂のスポンジタイプ、合成ゴムの連続気泡のスポンジは、何度も繰り返し圧縮することで復元力が低下していきます。復元力が低下することはパッキン性能も低下することに繋がります。その点ゴムは非常にヘタリが少ないのが特徴です。

立体的形状で作成することができます。

押出ゴムスポンジ、押出ゴムは口金を設けて紐状に立体的に作ることができます。(写真参照)しかし他の材料の多くの材料は口金から押し出すことはできないので(一部は可能です)、平面の材料から抜き出すことになります。当然、中空の物もできますので、圧縮されるストロークも深く、パッキン性能を引き上げることが可能になるのです。

 

良い点ばかり記載しましたが、注意すべき点もいくつかあります。

可塑剤がブリードアウトする。

ゴムには可塑剤と言うものが必ず含まれます。内部から可塑剤(ゴムの柔らかさを調整する薬品)が出てきます。これは、有害部室でないケースが殆どですが、被着体に化学変化を及ぼす可能性があります。大きな影響は少ないのですが、変色や両面テープの粘着力の低下などの原因になることがありますので注意してください。

ゴム臭がする

ゴムであるがゆえに、ゴムの臭いがします。

イオウが含まれる

一般的な使用において特に問題は発生しませんが、小さく密閉された空間に電子部品があると悪影響を及ぼす危険があります。しかし、イオウは自然界に存在する成分の一つでもあるので、ゴムだけが原因となるケースは多くありません。

他にも欠点は存在しますが、防音に対しての大きな欠点はあまり無いと考えています。弊社は、防音防振ネット!以外に共ショウNETと言うサイトも運営しております。以下のリンク先で押出ゴムスポンジ、押出ゴムを紹介していますので、ご検討の際は、閲覧して頂けると分かりやすいと思います。(国内でも非常に多くのコンテンツを持つページとなっております。

 

写真は、実際に防音対策において使用されている製品です。

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