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AIは吸音材を知っているのだろうか?

AIに吸音材のことを尋ねてみました。今回試すのは、Googleが開発途中の「Bard」です。

 

入力欄に「吸音材について書いて欲しい」と入力しました。驚くことに、間違いのない文章が提示されました。ただし、「間違いのない」だけの文章でした。例えば、「アフリカに生息しているキリンの文章」と入れてみました。当然、間違いのない解説の文章を提示しましたが、この文章を読んでキリンに全く興味がわきませんでした。つまり、正確ですが人の興味をかき立てる内容にはならず、ウィッキペディアの様な辞書的で細かな表現、職業ライターの方が書く面白味のある文章ではありませんでした。

 

先日、老舗のプログラム企業のオーナーさんとお話しすることができましたが、AIはデータが無いと何も作り出すことはできない、新しい物を生み出す能力は現状皆無に等しいとのことでした。その方の答えが全てあっているとは思えませんが、今はそうなのでしょう。

音や振動の困りごとにおいて、WEB上に騒音に対する不快な気持ち、細かな心情、細かな環境を説明する文章は多くは存在しません。AIが学習するデータが少なすぎるのです。また、防音対策を行った際のノウハウは、部外者の方に読まれても良い物しか掲載していないので、回答としてのデータは殆ど存在しないでしょう。今後はAIが対応できるものとできない物に、大きな差が生まれてくると思います。

この防音防振ネット!ブログもAIに書かせたら私も楽ですが、読まれる人にすぐ飽きられそうですので、これからも自分自身で綴っていきます。

ちなみにAIが書いた文章は、Googleの検索から外されるそうです。当然そうですよね、AIが書いたスパム(拡散的)な文章が広がったのなら、WEBはAIの文章だらけになるからです。現在Googleは、AIが書いた文章は検索に表示しないと宣言しています。今はばれなくても、後にGoogleがペナルティを課してしまう懸念がありますので、、、

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