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ノイズキャンセル機能
先日、大手家電量販店でノイズキャンセル機能のついたヘッドフォンを視聴してみました。暗騒音が激しく発生する店内において、どのような感じなのか楽しみでした。音の波(音波)の位相と反対の位相をぶつけて騒音を相殺する方法です。この技術は20年ほど前に、トンネルの中において、騒音対策を行っている企業の開発案件を見学させて頂いたときに初めて体験させて頂きました。あっという間に騒音が消える仕組みで、逆に静けさが心地が悪かったのが記憶にあります。
装着して初めに感じたのは、ヘッドフォンであるために、耳に入る音が防音しているのかな?なんて思いました。一度外して再度つけると、店内の騒音が見事に消されていることが良く分かりました。さらに、モードスイッチを切り替えるともっと静かになります。この静けさは非常に不安をかき立てるものでした。このような騒がしいと思い込んでいる環境において、暗騒音が聞こえないことは違和感でしかありません。すると店員さんが声をかけてくれました。その音はしっかりと聞こえます。
説明をして頂きました。ノイズキャンセル機能は、予測される音を計算して、反対の位相の音で相殺するためにとれないことがあるそうです。また、音が聞こえないことは非常に危険であるために、音楽を鑑賞しながらの外出に対しての対応も行わなくてはならないそうです。この機能を防音対策にできないかと考えていましたが、私が思うには反射して位相が異なる騒音は、ぶつける音は対面で効果を発揮しますが、それらがずれてしまった場合、別方向に飛んだ場合は、騒音を大きくしてしまう可能性があるのです。
これらの技術で、BOSE、SONYは非常に実績が高いメーカーです。最近では、エアポッドプロという名称で、アップル社が発売しました。評判においては非常に良いようです。
アマゾンで他のメーカーなども調べたら、4000円程度からブルートゥース機能付きで出ているようです。私自身、カナル式(耳栓タイプ)ですらつけるのに躊躇してしまうために、購入は先送りと思っています。
写真:ソニー ノイズキャンセルヘッドフォン
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