防音防振ネット!の納品事例
オフィス内におけるサーバーの騒音対策
事例詳細
オフィスサーバーの騒音対策
サーバーにおいて、熱の対策は必須です。熱を帯びるとコンピューターは作動しなくなるように作られていますので、その際の対策としてファンでコンピューターを冷却させる方法が一般的です。パーソナルコンピューター程度の規模でしたら、小さなファンが回るくらいですので騒音にならない程度で済みますが、サーバー室を作ることができないオフィスでは、サーバーのファンは騒音になってもおかしくないくらいの音を立てます。
今回は、オフィス内でやむを得ずデスクの近辺に設置された、サーバーの騒音対策を紹介します。
音が発生しているのは、空気を取り入れる吸気口から放出される騒音です。密閉型のサーバーラックのようです。吸気口が前面に備えられており、そこから発生する音がオフィスに広がっているようです。事務所の作業に影響が出るくらいの大きな音が発生していたようで、サーバーが、一定の温度になるとファンが動いて煩くなるそうです。衝立等、いろいろ工夫してみたそうですが、あまり良い効果は出なかったそうです。
今回、提案し納品させていただいたのは、プラスチックダンボールをカームフレックスと遮音シートで挟んだ防音パネルです。発生音が中低音でしたので、吸音に対して50ミリの効果は必要と判断しました。
弊社から、ご指示いただいたパネルの状態でユーザー様にお届けして、ユーザー様で組み立て取り付けを行っていただきました。効果は、写真を送って頂けるほど良かったようです。空間内の騒音対策は、騒音の音のエネルギーを必ず吸音することが必須条件ですので、効果を間違いなく引き出せる吸音材の設置が可能となったうえで、吸音材から透過する騒音を遮ると、低減しやすくなります。また、吸音材というのは多孔質のものが多くあり、引火の際に火が広がる可能性があるために、難燃性であるカームフレックスを採用しました。
担当:大隅
ご依頼概要
オフィス内にあるコンピューターサーバーから発生する、冷却ファンからの騒音対策。
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