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低周波の防音は非常に困難です。 音波は縦波

こんにちわ。
最近ものすごく暑いですね・・・日中は40℃を越える地域もあるみたいで。
みなさん!水分はこまめに取りましょう。熱中症には気をつけて下さい!
さて、今日は音波について書きたいと思います。
音波とは空気中を伝わる波のことを言い空気分子を次々に揺らして伝わっていきます。この波が人間の耳の鼓膜を揺らすと人間はそれを音として感知します。また、マイクロフォンの振動板を揺らすと波は電気信号に変換され、音が機械的に検知された、ということになります。空気分子は横波を伝えることができず縦波しか伝えないので音波は縦波ということになります。気体、液体中を伝わる波は基本的に縦波です。広い意味でいうと、音というのは次々に伝わる振動のことで、もうちょっと厳密にいうとすれば音というのは力学的な弾性波のことです。それに、空気中であるとか可聴範囲内であるなどの条件を付ければ、狭い意味での音と言うことになります。

さて、防音対策にとって、非常に大変なのが低周波の防音です。高音域と異なり、低音域は簡単な工夫では防ぐことができません。電波、光など波状で表現されるものは、殆どが大きなエネルギーを持っていると言っても過言ではありません。その現象として、障害物に対して回折も顕著に現れるために、複雑に設置することを要求される場合があります。
よく分かりやすいのが電波です。AM放送は、FM放送と比べ低い周波数です。AM放送は、周波数をkHz(キロヘルツ)、FM放送はMHz(Mヘルツ)と表現されます。ラジオ世代の方はよくご存知だと思いますが、AM放送はFM放送に比べて非常に遠くまで聞くことができます。特に夜は、電波が遠くまで飛びやすくなりますので、朝鮮半島や中国の放送も受信することが容易かったのを覚えています。FM放送は、非常に音が綺麗ですが些細な場所で、ノイズが入ったりしますので、電波が回折しにくいのではないのでしょうか。
音の回折は以下のページでの紹介しています。

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