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(床の)遮音シートの施工方法

木造住宅二階床の場合
ここでは、早川ゴムの遮音シートの施工方法を紹介させていただきます。
設置場所は、フローリングを敷く前の(床下地剤)合板の上に敷きます。粘着付きのタイプは、施工しやすい様に外側に粘着面がついていますので、離型紙を剥がして合板に取り付けます。シート状の巻物になっている為に、隙間が無いように敷き詰めます。どの遮音シートにも言える事ですが、遮音シートは大変重たいので、落下の危険には十分注意が必要です。遮音シートの断裁は、カッターナイフで容易に切断でき、釘やビスも簡単に打つ事ができます。シートは並列して貼る為に隙間ができる可能性がありますので、養生テープなどで仮止めとして固定しておくのが良いでしょう。(施工中のズレ防止の役割もあります)

 

遮音シートの選び方については、こちらのページを参照して下さい。

 

また、壁の遮音シートの取り付けは、裏材に不織布などの伸びない材料が貼ってあるものを採用されると施工性が良くなります。遮音シートも吸音材と同様に使用用途によって選び方が変わります。

裏に粘着剤を塗布してある遮音シートは、施工中の荷物の搬入時、作業中において遮音シートがズレる恐れが低くなり、施工性が格段に良くなります。また、遮音シートを貼る前には床下地材の上を綺麗に清掃する事も忘れないでください。遮音シートと床下地材の間にゴミが挟まってしまうとその部分が膨らんでしまい、フローリングの施工に悪い影響が出る恐れがあります。

私のお勧めは、住居の防音で、他の部屋に行かないように考えるのであれば、比重の重めの厚い遮音シートを設置されることをお勧めします。住居であるならば、壁に吸音材を設置することが非常に困難であるからです。基本的には硬い壁で普通はおおわれるので、吸音材は使用に制限がでたり、施工、対応年数、破損の心配も必要になったりします。部屋を広く使うことが重要ですので、住居の場合は壁内、フローリングの下に比重が高く、少し厚めの遮音材が良いでしょう。

 

 

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