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屋外で使用できる吸音材

屋外で使用できる吸音材は、非常に限られています。なぜなら、いくつかの条件をクリアしないと長期間使用できないからです。

条件1:紫外線に強い

屋外は非常に紫外線が強く、樹脂の場合は紫外線劣化がおきやすい物が多くあります。特にウレタン系は避けたほうが良いでしょう。耐候性の高い樹脂は、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、メラミンになります(他にもありますが、汎用に近いものを挙げました)。また金属は、処理されたものであれば使用可能となります。

条件2:水滴がかかっても性能が維持できる

雨など水分がかかる恐れは十分にあります。吸音材は殆どが多孔質になりますので、水分が内部に侵入することで性能が発揮できないことが多くあります。ミラドレンのように孔が大きなものは性能の低下が低い傾向にあります。

条件3:不燃材が望ましい

屋外は放火や引火の危険が付きまといます。できるだけ可燃性の材料は避けたほうが良いでしょう。

他にも条件があります。暴風などの際に、対応できる剛性や取り付け加工ができるもの、直射日光で熱せられても物性が維持できる耐熱性がある事など、、、

その中で対応できる吸音材は以下の4点です。

ポアルC1

アルミニウムを材料とした板状の吸音材です。公共の施設でも数多くの実績があり、施工方法を変えるだけで、吸音特性も変更できる利点もあります。不燃材です。

多くの実績を持ち 耐候性抜群 不燃吸音材 ポアルC-1 | 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)

一人静科

非常に高い吸音性能を持った吸音材です。工場などの防音対策には対応しやすく、不燃材としても適応できます。

一人静科 スタンドキャリアー付 | 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)

エコーバリア

仮設資材として、建設現場などの仕様が主になります。単管(パイプ)に簡単に設置でき、撤去も安易に行えます。軟質のポリ塩化ビニルシートで覆われています。3年以上の仕様に対しては劣化の危険がありますので、ご使用の際は一度ご相談いただきます様お願いします。

屋外用防音シート エコーバリア H10 | 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)

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吸音シート

エコーバリア同様に建設現場での使用を考慮した使用の吸音材です。異なる点は、内部の吸音材がグラスウールであり、交換が可能と言うことです。受注生産になります。大きさにおいては変更することも可能ですので、お気軽のご相談ください。(3年以上の使用に関しては、一度ご相談して頂きます様お願いします。)

屋外用防音対策:吸音シート | 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)

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