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防音(吸音)ボックスは暑い!!

暑い日が続きますが、皆さんは如何にお過ごしですか?

防音ボックスと言うのが各メーカーから発売されていますが、防音防振ネット!では開発をしていません。理由は簡単です、室内が熱くなり、長時間使用することが困難であるからです。防音するには3つの要素が重要です。気密性、吸音性、遮音性です。

最も防音に対して効果があるのが気密性です。どの製品も吸音性と気密性を重要視した製品です。音の出入りを減らすために、気密性を良くしなければなりません。気密が高いと当然室内の温度が上がります。換気ファンが付いたものがありますが、小さなものでは到底追いつきません。大きなものを付けると、ファンの回転からの騒音が大きくなります。それでは防音ボックスの意味がありません。さらに吸気口を備え付けねばなりませんので、開口面積が増えてしまいます。

もう一つ重ねてしまいますが、吸音材の殆どの製品は断熱効果が高いのです。つまりボックス内の温度は早く上がり、冷めにくい状態になります。これでは精神的に集中できる環境にはなりにくく、使用することが嫌になる可能性が高くなります。最悪、使用しなくなります。家庭において、防音ボックスを使用しなくなると、とてつもない大きなゴミとなります。柔らかい物でも処分することが大変です。よくYouTubeで防音ボックスを木工事で作られる方がみえますが、本当に継続して使用できるのかな?なんて心配もしたりします。長期的に使用できることを前提に考えると、納入事例で紹介いたしました開口部を1面作り、室温と同じ気温にすることで快適に作業をすることが理想的と思います。反面、開口が大きいという事は、音が外部に出やすいという事になりますが、吸音性能と音の回折を考慮した作りで、防音効果、吸音効果を補うことが長期間使用できることにつながると思います。開口があることから、出入りもしやすく作業性も広がる可能性があります。

ゲーマーやPC作業に没入したい方はボックス型が良いと思いますが、PCは外部に設置しないと、熱を持ちますので室内はかなり熱くなります。また熱でPCがオーバーヒートする可能性がありますのでご注意ください。

そのようなことを色々考えていると、SVデスクトップパーテーションという形状に行きつきました。確実に効果の出る吸音効果と音の回折を考慮した設計、使いやすい大きさを考えた製品です。長期間効果のある使用できる製品を考えることが、本当の防音対策と防音防振ネット!は考えています。

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