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音の回折は目で見ることができません。非常に困る現象です。
ポアルの製造工場より、加工サンプルが届きました。どのような使い方かと言うと、写真1のような部位として使用します。防音壁に当たった騒音は、回折して壁の反対側に回り込みます。音を波に例えます。防波堤の一番端に当たる波は、回折と言う反対側に回り込む現象がおきます。傾向として、小さな波は細かく小さく回り込み、大きな波は緩やかに回ります。
写真1
音もこの回折と言う現象がおきます。下記のページを参照してください。
音の回折と壁の高さが防音に優れる理由 – 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)
騒音対策の落とし穴 – 防音防振ネット! (bouon-boushin.net)
これを防ぐには、いくつかの方法があります。防波堤の端に消波ブロックが巻かれていることが良くあります。(グーグルより「防波堤の先 消波ブロック」で検索をされると、写真が出ます。)これは、波が回折しない様にするために設置されたものです。吸音材でも同様の方法があります。画像1がそれにあたります。防音壁を伸ばせば良いのですが、防音壁を上部に伸ばすには大きなコストがかかります。伸びれば伸びるほど強度を確保しなければなりません。回折防止材を取り付けることによって、幾分かのコストダウンにもつながります。
ポアルC1は単なる板状の吸音材ではなく、状況に応じた加工したものでの対応も可能です。お気軽に「防音防振ネット!」にお問い合わせください。
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